「台風災害からの行動記録と今後の展望について」
台風19号が通過した10月12日当日は仙台での仕事があり、実家に帰っていました。
翌日、友人のFacebook投稿やニュースで見た丸森町の状況は想像を絶するものでした。
全国各地の知人から安否を心配するメッセージが届き、居ても立っても居られず丸森町へ。
そこからボランティア活動や、ボランティアにきてくださる方々との連携などを行ったものの
町の状態としてはまだ受け入れをできる段階ではなく、公式にもストップがかかる状態でした。
何もできることはないのかと、途方に暮れましたが、地域おこし協力隊卒業生の中原絵梨香さんに声をかけてもらい
同じ”まるまるまるもりプロジェクト”の浅野瑞穂さんとともに、Facebookにて「丸森【被災・復旧】情報共有グループ」を立ち上げました。
(ページURL:https://www.facebook.com/groups/499989543915470/)
きっかけは、被災直後に真偽不明の情報が大量に飛び交い、「必要な方へ必要な情報が届いていない」という課題感からでした。
地元町民の方々、被災のため避難された方々、丸森にご親族がいらっしゃる方々へ最新の一次情報を届けることを目的としてスタートしました。
当初は地元の人に見てもらいたいと考え、知り合いへのシェアやチラシを作成し避難所へ配布するなどいたしましたが、
1ヶ月が経つ頃には丸森を支援したいという方々も含め、メンバー数は2000名を超え、日々多くの情報が集約する場となりました。
グループ上では当初は給水情報や炊き出し情報、通行可能な道路情報、町からの最新情報などが共有されていましたが、
徐々に落ち着いてくるにしたがってボランティア情報やイベント企画情報が共有されるようになっています。
現在も毎日たくさんの情報がシェアされており、我々も情報の整理を行いながらページの運営を行なっています。復興への道のりの中、微力ながらも力になれたらと思っています。