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2019-12-25

【まるまるまるもりプロジェクト|柴田北斗】

今回は「着任後最初に立ちはだかった壁(失敗)」と、
「それをどのように乗り越えたのか」について書きたいと思います。

私の着任は2018年1月(もう2年前になります)
この時のことを思い出してみると、
書類仕事ができない…とか
人の顔と名前が覚えられない…とか
細かい失敗はたくさん浮かんできます。

その中でも難しかったなぁと思い出すものを1つ挙げるとすると、
町の人に「自分が何者なのかを伝えること」です。

当時は「起業する協力隊」という役割で着任したものの、
丸森町内での地域おこし協力隊自体も7-8名でまだ認知度は低く(2019年12月現在は23名。約3倍!)
かつ「起業する協力隊」というものは、ほぼ認知されていない状態でした。

また、私自身が「今後何をしていくのか」ということが明確でなかったこともありますし、
「キャリアコンサルタント」という仕事の概念自体が町の中ではほぼありませんでした。
(おそらく怪しげな人生相談する人、ぐらいに思われていたのではないかと思います…苦笑)

そのため、初めましての挨拶や自己紹介の際、
「自分が何者で、何をする人なのか」を紹介することに苦戦しました。
仕事柄、相手のリアクションや、理解してくれているのかを観察してしまいますが、
どうやっても「??」が頭の上に浮かんでいるのが見え、自信を喪失するという繰り返しでした(笑)

それをどのように乗り越えたのか、これは乗り越えたと言えるのかは怪しいのですが、
ある程度開き直りもあり、「キャリア支援をしている人」であるとはっきり言うようになり
「キャリア相談」に疑問がある方には補足的に説明をするようになりました。

今考えると、この「自分は何者なのか」を突きつけられる経験自体に価値があったなと思います。
それまでの生活では「〇〇社の柴田です」と肩書きを言えば済んでいたわけですが、
突然なんの肩書きもなく「何者なのか」と問われた経験が今につながっていると思います。

現在行っているキャリア支援でも、その人の肩書きを考えるのではなく、
大切にしている「あり方」「らしさ」を言語化するお手伝いをしていますが、
まさにこの経験がつながっているように感じました。

柴田のキャリア支援サービスについてはこちらを参照くださいませ。
「キャリアモデル開発センター仙台」
https://careermodel-sendai.jp/

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